2016-06-04 君と天体観測(詩) 詩 陽が沈み何もかもが橙色に染まるけどホントに色を変えたりはしないんだよ君がうっとりした星が自分では輝いていないように華やかさなんてそんなもんだよ境界線に閉じ込められてそんなところで彷徨っちゃって目を閉じてその先にある忘れてきた雨の日置いてきたセンチメントあの時の音を聴いて滴る雨の色をみて彼方に君がいてここに君がいる忘れてもいいからいまだけは注意深く削られながらつなぎとめた体に入り込んでいくそれが星であるように包むにはあまりに足りない手が浮びあがらせる輪郭がすべてであるようにどこにいても、それであるように陽が昇る、陽が昇る、陽が昇るそこに君がいるようにホントにそれだけだよ